第21回講座 越智 裕二郎氏
「ミュージアム、アンチ・ミュージアム、ビエンナーレ」

ミュージアムの権威にアンチを突き付けてくるのが、ビエンナーレ。社会の中における美術館のあり方や美術館における観客との親和性について考え、その先の「アンチ・ミュージアム(反美術館)」、多様なビエンナーレについて、神戸ビエンナーレ2015エグゼクティブディレクターの越智裕二郎 公益財団法人 西宮市大谷記念美術館館長より語っていただきました。
時の権力者たちが権威を示すため、自身のコレクションを一般市民へ開放したことから始まった「ミュージアム」。時を経て、その存在は社会的に大きな意味をもつようになり、1970年代ヨーロッパでは、「ミュージアム」における前衛的なアートの展示に対して否定的な気質があったことから、新しい感覚をもつアートを展示する「アンチ・ミュージアム=ビエナーレ」が生まれたと話されました。
「何でもやってみるのがビエンナーレ。ビエンナーレは美術館と対蹠的に語られ、ビエンナーレが指し示すものは、美術館のコレクションが占める位置、その永続性、分類化、保存といったものとほど遠く、その存在意義は実験や試行、新しいものを差し出すことにある」と、熱く語られました。

標題 「ミュージアム、アンチ・ミュージアム、ビエンナーレ」
講師 越智 裕二郎
公益財団法人 西宮市大谷記念美術館館長
神戸ビエンナーレ2015エグゼクティブディレクター
日時 平成27年8月7日(金) 19時~20時30分
場所 神戸市勤労会館 403会議室

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