第18回講座 矢田 立郎氏
「なぜ、ビエンナーレを始めたか」

前神戸市長の矢田立郎公益財団法人神戸国際協力交流センター理事長より、阪神・淡路大震災からの復興の中で、神戸市長として神戸の芸術文化についてどのように考え、なぜ神戸ビエンナーレを始め、発展させてきたのかについて語っていただきました。
阪神・淡路大震災の被災の中で、人々の心を癒しとなり、生きる勇気を与えてくれたのは"芸術文化"の力であり、震災10年の節目に今後の神戸について考えた中で、文化を大切にし、文化の力を再生させ、神戸の人々の心を支えていかなければならないという思いから「神戸文化創生都市宣言」を発したことを話されました。
具体的に何を行うかを議論した中で、ハード面では神戸文学館、神戸ゆかりの美術館を建設し、ソフト面では神戸で様々な芸術を紹介するには「ビエンナーレ」が最適ではないかと考え、吉田泰巳先生に協力を仰いだと語られました。「既存のファインアートにとらわれず、広い範囲の分野でのコンペティション形式で作品を公募し、賞を出すという他に類を見ない"ビエンナーレ"にしよう」、「港町神戸を象徴し、世界をかけ巡る"コンテナ"を展示舞台にしよう」と、当時の構想について話され、矢田前市長のやると決めたら不安を感じずにとことんやる、信念を貫く力強さ・人情味を感じられた講義でした。最後には神戸ビエンナーレ2015にぜひ期待していただきたいと締めくくられました。

標題 「なぜ、ビエンナーレを始めたか」
講師 矢田 立郎
公益財団法人 神戸国際協力交流センター理事長
前神戸市長
日時 平成27年6月20日(土) 14時~15時30分
場所 神戸市勤労会館 405・406会議室
動画へのリンク 神戸ビエンナーレ学校 第18回講座 動画

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