第14回講座 久谷 政樹氏
「琳派とモダンデザイン」

神戸ビエンナーレ2015 特別アドバイザーの久谷政樹京都造形芸術大学名誉教授より、今から400年前、京都洛北鷹峯の地に始まったデザイン運動「琳派」の、おおらかな曲線、大胆なトリミング、新しい技法による表現はどうして生まれたのか、本阿弥光悦、俵屋宗達、尾形光琳を中心に彼らの考えたデザインの神髄にせまり、現代のグラフィックデザイナーの視点で語っていただきました。
琳派の原点を辿れば、本阿弥光悦が、当時京都で有名な絵描きであった俵屋宗達へ「平家納経」の修復を依頼したことに始まること、平安時代の大和絵に学び、日本的表現であるおおらかな曲線、あえてトリミングさせることで、見ている者により大きな世界を連想させる技法が、その特徴だと語られました。この技法はヨーロッパのモダンアートに大きな影響を与えるとともに、今もなお京都の日常生活のふとした所でも琳派がみられ、この400年という大きな節目に、この日本人の遺産に誇りを持ち再評価してみてはと問いかけられました。

標題 「琳派とモダンデザイン」
講師 久谷 政樹
京都造形芸術大学名誉教授
神戸ビエンナーレ2015特別アドバイザー
日時 平成27年4月22日(木) 19時~20時30分
場所 神戸市勤労会館 405会議室
動画へのリンク 神戸ビエンナーレ学校 第14回講座 動画

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